ベンジャミン


インド原産でゴムノキやガジュマルと同じクワ科フィカス(イチジク)属の常緑樹。
生活力が旺盛で挿し木で簡単に増やせる事と葉がよく繁って見た目が美しい事から
今ではもっともポピュラーな観葉植物のひとつです。

もともとは半つる性で自生地では他の植物に宿って攀じ登るように育ちます。
成長すると宿り主を覆い隠すほど葉を繁らせ枯らせてしまうこともあるとか。

枝に細工がしやすく、柔らかい幼木のうちに幹を編んでおくと成長にしたがってくっつき、
枝を曲げてリング状にしたり、幹を編み込んだり、
頭を丸く刈り込んでトピアリー(*)にしたりと造形の妙が楽しめます。

* 動物の形に樹木を刈り込んだり形作ったネットに水苔と培養土を入れ
それに植物を植え込むなどして人工的な造形を楽しむもの。





ベンジャミンの育て方

置き場所
日陰に置いても大丈夫ですが、なるべく明るい場所に置き、夏場は戸外で十分に日光浴をさせます。
形の整った株を長く楽しむにはには室内の明るいところに置きます。
葉に班の入った品種はあまり明るい場所に置くと班が消えてしまうので
カーテン越しに光があたる程度の場所に置きましょう。


4〜9月は用土が乾いたらたぷり水を与え、冬場は少々控えめにします。
葉への霧吹きは一年中行ってください。
20度くらいのぬるま湯を使うのがよいでしょう。

肥料
5〜9月に固形肥料を2ヶ月に1回与えます。
本来背が高くなる木なので肥料が多いと大きくなり過ぎてしまいます。
お部屋の大きさと相談しましょう。

冬越し
寒さにやや弱い植物なので暖かい室内に置いて冬越しさせてください。
もし寒さで株が傷んでしまっても、春から秋にかけて十分日光浴させてあげると早く元気になります。

ポイント
ベランダなどで長時間光をたっぷり浴びた株を急に室内に入れると、一時的に葉をたくさん落とします。
これは一種の生理現象なので問題はありません。
新しい環境に慣れれば葉は落ちなくなります。
また、寒くて空気が乾燥している環境も葉が落ちる原因になります。


日光浴させていただくと喜びます。水浴びも好き。
寒さには弱いですが暑さの方がうんと苦手です。
肥料を与えられても横になら伸びる可能性がありますが上にはもう伸びません。
新しい環境に慣れるまではおとなしめですが、一度懐くととことん懐き倒します。
寂しがり屋なのでよく話し掛けてやってください。


参考資料
Gakken Interior Mook
【わたしの園芸手帳2】【素敵な室内園芸No1】




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